今治タオルブランド「今治謹製」が織り成すストーリー
7月7日は七夕の日。
織姫と彦星が1年に1度だけ、天の川を渡って会える日とされています。
★【織姫と彦星の七夕物語】★
昔あるところに、神様の娘で機織りをする働き者の織姫と、牛の世話をする堅実な青年の彦星がいました。
やがて2人は結ばれますが、一緒に暮らし始めると、働き者だったはずの二人が全く働かず、遊んで暮らすようになりました。
その様子を見て怒った神様は、二人の間に天の川を作って離れ離れにさせています。悲しみにくれて泣き続ける二人を見て、神様は以前のように真面目に働くのであれば、年に一度だけ会わせてくれる約束をしたのです。
そして、二人は年に1度だけ天の川を渡って会うことが許されるようになり、その日が七夕とされるようになりました。
日本で親しまれている七夕は、奈良時代に中国から入ってきたと言われています。
中国の行事「乞巧奠(きっこうでん)」や「織姫・牽牛伝説(七夕伝説)」と日本に昔から語り継がれている「棚機津女(たなばたつめ)」という豊作を祈る風習、伝説などが合わさっているのだそうです。
★五色の短冊の色の意味★
短冊の色は、陰陽五行説にもとづいて、黒(紫)・赤・白・黄・青(緑)の5色が使われます。(黒は縁起がよくないので、高貴な色として紫が使われています。)
紫(黒)⇒「学業」に関した願い事
赤⇒両親や先祖に「感謝」する事
白⇒「規則・義務」を達成する願い事
黄色⇒「人間関係」に関する願い事
青(緑)⇒「成長」に関係する願い事
願い事にあった色に願い事を書くことで、願いが叶いやすくなるといわれているそうです。
短冊の色に願いがこめられている他にも、日本古来より受け継がれる色はさまざまです。縁起の良い色の今治謹製 古色ゆかりいろのタオルは、日本の心の美しさを感じさせる穏やかで上品な色を揃えたシリーズです。
【小町鼠】こまちねず⇒上質で優しく微かに華やかさのある色
【真白】ましろ⇒清浄無垢といわれ神事に使われる神聖な色
【灰桜】はいざくら⇒桜の花言葉にもある心の美しさを表した桜色
【蒼白】そうはく⇒草木が生い茂るように壮大に広がる様を表す色
【桧皮】ひわだ⇒霊験あらたかな樹木とされ旺盛な生命力・重厚感のある色
【銀朱】ぎんしゅ⇒魔力に対する厄除けの色
【鉄紺】てつこん⇒冷静・独創という色言葉もあり江戸時代より愛される色。
【贈答用】(2024年2月にリニューアルしました)今治謹製 古色ゆかりいろ
ラインナップ 2,750円(税込)~¥11,000円(税込)
移りゆく時の流れの中で人と人が縁を結び、受け継がれてきた和の色合い。今治謹製 古色ゆかりいろ premiumは、日本の伝統色を用いて優し色合いと風合いに仕上げました。
【珊瑚色】さんごいろ⇒魔よけや対人関係の融和にも効果があるとされる宝石の色
【青磁色】せいじいろ⇒青磁の神秘的な美しさに秘色とも呼ばれ珍重した色
【燻銀】いぶしぎん⇒日本人の寂を貴ぶ美意識を表す銀の色
【真珠色】しんじゅいろ⇒慎み深さ・清らかさを表す優しい色
【ご自宅用】今治謹製 古色ゆかりいろ premium
フェイスタオル 1,650円(税込) バスタオル 3,850円(税込)
短冊に願い事を書くようになったのは江戸時代からだそうです。織物の上手な織姫のように「物事が上達してほしい」と、お願い事をしたのが始まりだといわれています。
また、笹の葉に飾ると、織姫と彦星の力で願い事が叶えられたり、悪いものから守ってくれるという言い伝えがあるのだそうです。
日本の行事を知ると、その季節が楽しくなりますね。
★「願いを叶える」文章の書き方★
大半の方が、「・・・できますように」「・・・になれますように」「・・・したい」
といった書き方をされるのではないでしょうか。
願い事を書くのであれば、お祈りするように書くのではなく、願いが叶ったことをイメージして過去形で断言するように書くといいのだそうですよ。
例えば
「・・・ができました」「・・・になりました」「・・・しました」
そして、文面の後には名前、お礼の言葉を書き加えましょう。
神社での崇拝時や絵馬に書く際も、このようにしたらいいですよ。
みなさんの願い事が叶いますように!
七夕飾りは数種類あり、短冊に願い事を書くように、飾りの一つ一つに「健康で長生きできること」「お金が貯まること」「豊漁が続くこと」など、いろいろと願いが込められているのです。なかでも、「吹き流し」と呼ばれる飾りは、織姫の「織り糸」を表しているといわれ「織物が上手くなること」という願いと、魔よけの意味があると伝えられています。
(吹き流し飾り)
七夕は季節の変わり目を祝う年中行事の一つです。
七夕飾りと短冊で彩を添え、夜空を見上げながら星にお願いごとをしてはいかがでしょうか。