『古色ゆかりいろ』シリーズは、カラー同士を組み合わせることで、より美しく大人っぽい雰囲気に

『古色ゆかりいろ』シリーズは、カラー同士を組み合わせることで、より美しく大人っぽい雰囲気に

デニムは毎年更新する、シャツのボタンの留め方や裾をボトムにインにするかアウトにするかにもこだわる。ごく普通のアイテムもこの人の手にかかればたちまちおしゃれで新鮮な着こなしになってしまう。スタイリストでありファッションディレクターである大草直子さん。彼女のスタイリングはまさに「大草マジック」と呼ぶに相応しいと言えます。そんな彼女にファッションの事はもちろん、暮らしへのこだわりを聞いてみました。

『古色ゆかりいろ』シリーズは、私の好きな色、ニュアンスカラーがたくさんあったので、まずそこを素敵だと思いました

『古色ゆかりいろ』シリーズは、私の好きな色、ニュアンスカラーだったので、まずそこを素敵だと思いました

 ― スタイリングにあまり色を使わない大草さん。主に使う色は『ニュアンスカラー』です。―

あいまいな色を私はそう呼んでいるのですが、色はとにかくニュアンス色が好きです。その人の着こなしで一番大きな面積を占めるのは肌なんです。実は肌色の印象ってすごく強いんです。ニュアンスカラー、スモーキーカラーは肌色とすごく馴染む。そこがとても良いところです。ブランドや強い色が自分の前に立ってしまうとその人の存在感が希薄になります。その人と服がなんとなく混然一体となってる感じが私は好きなので。

またスタイリングがしやすいというのも大きな理由。ニュアンスカラー同士は相性が良いので、スタイリングの時間が短縮できて無駄がないんです(笑)。3人も子供がいるので、とても忙しいから助かります。(笑)

『古色ゆかりいろ』シリーズは、私の好きな色、ニュアンスカラーがたくさんあったので、まずそこを素敵だと思いました。直接顔に触れるものなので素材はもちろん色もとても大事ですよね。この色は私にとってとても心地良い色です。

『極上タオル』の色も素敵ですよね。また、最初から柔らかいけどきちんと水を吸ってくれる感じも良いです。柔らかすぎると、水の吸収力が弱い感じです。だからこのタオルの柔らかすぎない質感なのも良いと思いました。まさに『育てるタオル』という感じ。まっさらが一番ではなく、何度か洗って使ううちに徐々に自分に馴染んでくるというか、服もそうですがそういう経年変化を楽しむという事が好きです。

服にお金を全てつぎ込むより、おいしいワインや家族のタオルも買おうという時代になってきたような気がします

服にお金を全てつぎ込むより、おいしいワインや家族のタオルも買おうという時代になってきたような気がします

 ― 大草さんのスタイリングはあまり色を使わず、ナチュラルで大人っぽい。そこにはこのニュアンスカラーが散りばめられていますが、他にも素材にとてもこだわっているそうですね?―

服のスタイリングで一番大切にしているのは実は素材です。服を着ることは素材を着ることだと思います。スタイリングも自分で着るのも、どうしても天然素材が多くなりますね。夏ならコットンとリネン。秋にかけてのブリッジはそこにスエードを入れる。そして冬はそこにカシミヤとアルパカとウールが加わるなど、とにかくすごく天然素材が好きなんです。

ある程度年齢を重ねた女性は着ている素材がその人の印象になります。シルクならつややか、リネンはカジュアル、目の詰まったコットンなら凛とした印象。素材選びでその人自身が透けて見えます。ブランドとかは全くこだわりません。
トレンドよりも似合う方が最強なんです。

自己顕示欲を満たす、他人に対して自分を大きく見せる、そのために服を着る時代ってもう終わってると思うんです。自分が心地よく、飾らない自分を見せられる等身大でリアルな服。ランウェイよりもストリートで美しく見える服の方が私は意味があると思っています。
また、服にお金を全てつぎ込むより、おいしいワインや家族のタオルも買おうという時代になってきたような気がします。服に10万円使っていたのが1万円になったとしても、その人のライフスタイル自体はより充実しますよね。

贈り物をするというのは、全てがプレゼンテーション。ラッピングから開けた時の気持ちまで『プレゼント』に入っているのですごく考えます。

贈り物をするというのは、全てがプレゼンテーション。ラッピングから開けた時の気持ちまで『プレゼント』に入っているのですごく考えます。

 ― そんな大草さんはギフトにもとても気を使うそう。今回、『古色ゆかりいろ』シリーズのギフトバージョンのカラーをセレクトして頂くときも、美しく大人っぽい色の組み合わせになりました。―

和を感じるカラーが大人で良いですね。私は人に物を贈る場合、持って行く時は贈る時とは違って、持ち帰りやすいものやすぐ使えるものを選びます。タオルは持ち帰りやすいし男女選ばないので良いですね。あと、お返しにもタオルは良いと思います。

贈り物をするというのは、全てがプレゼンテーション。ラッピングから開けた時の気持ちまで『プレゼント』に入っているのですごく考えます。郵送する場合はとりあえず一度自分に送ります。どんなラッピングなのか、どんな梱包材が使われているかを確認したいので。通販で頼む時は必ずそうします。

自分が頂くものとしては、好みのものをもらうとやはりうれしい。私はとにかくお風呂が好き。バスソルトとかタオルとかにはすごくこだわります。うちには大人専用のお風呂があるんです。子供達は普通のユニットバスです(笑)。

服からも子供達へメッセージを伝えたい。服から学ぶことって実はすごく多いんです。

服からも子供達へメッセージを伝えたい。服から学ぶことって実はすごく多いんです。

 ― 3人のお子さんに対して大草さんは「服育」を実行しています。―

服がその子を育てるということがあるんです。値段の高い物を着せる必要はなく素材から伝わる気持ちよさ、色彩感覚とか正しいサイズの物を着る安全性、そういうものを子供は学ぶんです。こういう仕事をしているということもありますが、服からも子供達へメッセージを伝えたい。服から学ぶことって実はすごく多いんです。
「こういう場所に行くのに野球のユニフォームじゃダメよ。キャラクター物もこの服の中でキャラクターの方があなたより目立っちゃうよ。あなたがちゃんと人として目立って欲しいから」と説明します。一番上のお姉ちゃんは5年生の時にヒールの靴が履きたいと言った事がありました。ですが「何かあった時に全速力で逃げられないけど大丈夫?」っていったら、「じゃあやめとく」(笑)。説明すれば子供は分かりますよね。

このタオルも柄がなかったり控えめだったりするところが良いですね。タオルは出して収納しているので、重ねたときにきれいで見ていて気持ちが上がるし買い足しても差異がないので、ギフトにもおすすめしたいです。