日本には古来、暮らしの中で愛されてきた多彩な色合いが息づいています。その色合いを花や植物、鉱物、時代の風土、四季などに重ねあわせて和の色として呼び慣わし、情緒豊かな日本ならではの感性を育んできました。
時を重ねた歴史の流れの中で人々が縁を結び、受け継いできた和の色。色の呼び名も美しく、その名からは色の持つ力や色に込められた想いや縁起も想起させられます。
そんな日本にゆかりの深い伝統の色合いを用いて、美しく、柔らかな今治タオルを染め上げました。毎日の生活をより豊かにする彩りとその風合いをお楽しみください。
奈良時代「正倉院文書」に登場する、日本の伝統色を代表するひとつ。苅安という植物で染めた美しく澄んだ黄色。
古来、桜は人の心を深く捉えてきた。その花言葉にあるように、心の美しさまでをも感じさせる穏やかで上品な桜色。
銀朱は、古来、魔力に対抗する厄除けの意味がある朱色のひとつ。木材の防腐剤の役目もあったと言われ、鳥居や神社仏閣に多く使われてきた色。
紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほどの暗い藍色のこと。『かちいろ』『かちんいろ』とも言われ、武士たちが濃い藍染の質実剛健さを好み、さらに「かつ」に「勝」の字をあてて縁起をかついだ。
江戸時代に流行した「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」のひとつ。その名の通り、上質で優しく微かに華やかさのある色。
瑞々しい松の若葉のような明るい黄緑。自然を象徴する緑は、古来、人は自然の一員であると考える日本人にとって、身近で無くてはならない色。
家庭用タオルの糸の太さは20番手が一般的ですが、「古色ゆかりいろ」は30番手の細い糸をパイル部分に使用し、ふんわり柔らかい肌触りに仕上げました。
古色ゆかりいろは、紙と木箱を組み合わせたパッケージのタオルギフト。端正な木目から今治の自信と誇りが感じられます。
「木」に「気」を配る・「気」持ちを伝えるという想いを込めて贈られる方もいらっしゃいます。出産内祝いや結婚引き出物、結婚内祝いの贈り物として手にした瞬間に、今治タオルの上質さや、伝統と品質に対するこだわりが伝わります。
【お祝い・プレゼントに】結婚祝い/結婚引き出物/出産祝い/長寿祝い/母の日/父の日/敬老の日/お誕生日/クリスマス等 【内祝い・お返しに】結婚内祝い/結婚引き出物/出産内祝い/快気内祝い等 【ご挨拶・記念品に】お中元/お歳暮/引越し挨拶/異動挨拶/退職挨拶/送別記念品/周年記念品等
ご自宅使用に一枚からご購入いただける『古色ゆかりいろ プレミアム』
ギフトセットのタオルとは異なる
糸づかい・カラーでより繊細に、より上質に。
糸の太さを表す単位のことを番手といい、数字が大きくなるほど糸は細くなります。
家庭用のタオルの糸の太さは20番手が一般的ですが、「古色ゆかりいろ」は30番手、「古色ゆかりいろ プレミアム」はさらに細い40番手の極細糸をパイル部分に使用し、より繊細で柔らかい肌触りに仕上げました。
また、ヘム部分に上品に輝くラメ糸をあしらった、シンプルながらも細部にまでこだわったデザインです。
日本古来のやさしい色合いが繊細で柔らかなタオルの風合いを一層際立て、毎日の生活をより豊かに彩る今治タオルです。
生命から誕生する神秘的な真珠は貴族の儀式などでも珍重されてきた。慎み深さや清らかさを感じさせる優しい色。
古くから、かんざしや装飾品に加工され珍重され、魔よけや対人関係の融和にも効果があると考えられてきた宝石の色。
平安時代初めに渡来した磁器の色。その神秘的な美しさに、秘色(ひそく)とも呼び珍重したという色。
華やかさがない反面、本当の実力や別の魅力があることを表す言葉にも使われる。日本人の寂を貴ぶ美意識を表す、燻され、渋みがある銀の色。
丁子を煎じて染めた淡い香色として珍重されてきた。丁子は香木の一種で、染めた後も良い香りが残る。高貴さを感じさせる上品な色。
「今治謹製」ブランドは木箱入りタオルギフトとして
初の「グッドデザイン賞」を受賞しました。
「古色ゆかりいろ」は「今治謹製」ブランドの一つです。